ついに本格稼働!?ドローン配送|オープンソースの倉庫管理システム(WMS)【インターストック】

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ついに本格稼働!?ドローン配送

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今回は先日楽天さんがデモンストレーションを行ったドローン配送サービス「そら楽」についてご紹介します。
以前のメールマガジンでもご紹介したドローンを使った国内での配送が実用化の兆しを見せています。

4月25日千葉県のゴルフ場で小型無人機ドローン「天空」の配送デモンストレーションが行われました。
「そら楽」はスマートフォンに専用アプリをダウンロードして使い、利用者がスマートフォンでゴルフ用品や軽食などを注文するとドローンが指定した場所に自動で配送するというものです。

デモンストレーションでは利用者がコースからスマートフォンで注文を行うと「天空」が自動操縦でコース内の所定場所に、ゴルフボールやハンバーガー、水などを無事運びました。

仕組みとしては利用者がスマートフォンで商品を選択し、所在地を入力して決済すると、出荷元に発送情報が送られ、商品を集めた後箱詰めし、スタッフがドローンに箱を装着、自動操縦で配送場所まで運び、自動で箱を切り離し、ふたたび離陸ポイントに帰るというものでした。
最大積載量は2Kgで風速で積載量が変化するため、アプリで可能積載量に達していないか確認できる機能が付いています。

将来的には楽天市場のEC市場への展開や過疎地域の配達や災害時の物資輸送などにも展開したい考えだということですが、航空規制への対応が必要なため、まずは障害物が少なく、私有地で安全性の確保しやすいゴルフ場でのサービスから始めます。

5月9日から同じゴルフ場で約1ヶ月このサービスを提供し当面の利用料、配送料は無料ということです。
その後、全国に3000以上あるゴルフ場への拡大検討が行われる予定です。

先に発生した首相官邸や寺院への落下などの事件や事故が問題視され法整備も思った以上に早く進みドローン配送が本当に身近なものになりそうです。

ゴルファーの方はプレー中にコース内を飛び回るドローンを目にする日も近いのではないでしょうか。
ただ、飛行中のドローンにボールが当たった場合はどうなるのか気になる筆者でした。