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物流業界トピックス

食品業界の品質は食品物流システムで決まる!第6弾
~EコマースとWMSの関係性について~

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だいぶ涼しくなって、過ごしやすくなってきました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
前回は、検品に対する重要性について3章に渡ってお伝えさせて頂きました。

今回は、EコマースとWMSの関係性についてお話をしていきます。
経済産業省によると、平成26年の日本国内のBtoC-EC市場規模は、12.8兆円(前年比14.6%増)まで拡大しているとされています。
拡大し続ける市場に対し、販売元である企業側の提供サービスにおいても激戦は増しており、
『新規のお客様をいかにリピーターとして取り込むか』という目的に対しての事業戦略に欠かせない重要なファクターの1つに位置する『物流』においても、差別化に成り得る体制の模索、検討される企業様も増加傾向にあります。

例えば、フルフィルメントシステム等を導入し、マーケティングから販売後のアフターフォローまでを一貫したシームレスな体制強化を図る事で、細かな顧客ニーズの収集を行い、アクティブなセールスの実施に成功している企業様も見受けられます。
そういった市場動向の観点からWMSについてクローズアップしていきたいと思います。

■激戦Eコマース市場。益々問われるスピードと高品質の2大テーマ!

先に述べさせて頂きました「フルフィルメントシステム」について触れさせて頂きます。
ここで言うフルフィルメント(order fulfillment)とは、受注から商品引渡しに至るプロセスを指した総称になります。

一連プロセスには、マーケティング、顧客管理、受注管理、在庫管理、決済処理、苦情・問合せ対応等が存在し、『事務・管理・販売・物流』と大きく4つの側面を持ち合わせています。
運営には、その4つの部門間のシームレスな情報共有を含めた総体的な〝スピードと高品質の2大テーマ″が常に付きまといます。

昨今は、こうしたフルフィルメントを一元化したシステムも需要を高めており、フルフィルメントの運営自体を一括受託するビジネスも多く存在致します。
そのフルフィルメントの重要なファクターの1つにあたる『物流』に大きな影響を与えるシステムがWMSとなります。

WMSで担うプロセスは、入・出荷処理、在庫引き当て、ピッキング、検品、梱包、送状発行と大きく分けると6つあり、業務の効率化と情報の可視化の実現を図る事を大前提と致します(図1)。

no30 図1

食品販売のWMSにおいては、温度帯管理やロット管理における鮮度的観点からの在庫引当てを始めとした特有の運営と、BtoBとBtoC、EC販売と実店舗販売と多岐にわたる販売チャネルの異なる運営管理を一元化していく事が必要とされてきます。
こうした専門性を問われる背景から弊社のWMSパッケージのINTER-STOCKに対しての問い合わせも増加傾向にあります。

■フルフィルメントシステムとWMSを分けるメリット

大きく分けて3つの事が挙げられます。
1) 導入コスト圧縮によるパフォーマンスの最大化
2) 詳細情報の可視化(情報・商流の観点とモノの観点)
3) システム障害発生時のリスク

1つ目と2つ目のメリットを併せてご説明致します。
フィルフィルメントシステム側でもWMS機能を持ち合わす事は不可能ではありません。
しかし、先に述べた様にフルフィルメントには大きく分けて4つの側面を持ち合わすわけですが、それぞれの専門性は異なります。
それぞれを詳細管理していくシステムを構築していくには、それ相応の構築のノウハウと開発スケジュールに伴う費用が発生致します。
そこで1つの提案としてお伝えするのが、既に存在するWMSのパッケージを組み込む事で、結果としてより確かなノウハウと、開発スケジュールの短縮化による費用の圧縮に繋がるのです。
WMSの専門性は「モノの管理」にあたりますので、モノの観点から詳細な情報の可視化を実現していく事を可能と致します。
また、システム障害等が発生した際にも切り離した対応を可能とするので、運営全体に影響する障害規模を最小化できるメリットもあります。

■BtoC向け事業に対するWMSサポート体制

弊社ではWMS市場の動向に併せ、2015年11月より「あんしんサポートサービス」と題した新サポート体制の開始を行う準備を進めております。
あんしんサポートには2つのサポート体制が御座います。(図2)
1)24時間365日あんしんサポート
2)リモート監視あんしんサポート
障害対応のスピード化を目的とした2つですが、物流倉庫の稼働に合わせたサポート体制の構築により、弊社WMS製品のご利用メリットの向上を図って参りたいと考えております。

no30 図2

最後に、引き続いて激戦化する「Eコマース」を題材としたWMS関連の情報をお届けできるよう、日々の提案活動を通じて学んでいきたいと思います。

著者:モリオ
飲料メーカーで培った経験を活かし、 食の安全と物流をキーワードに執筆活動開始。