1. 生産管理システム連携
加工組立型製造業が倉庫管理システム(WMS)を導入する際に肝となるのが、生産管理システムとの連携です。
ここの設計や機能実装を誤るとせっかくのWMS導入も効果性が上がりません。加工組立型製造業に特化して設計されたインターストックFAでは、生産管理システムとのバッチ連携を減らし、データの鮮度を重視する方法をとります。
生産管理システムとWMSの連携の設計を行う際は、アーキテクチャ設計の中でお互いの役割分担、実行タイミングを明確にする必要があります。
生産管理システムとの連携では、部品の出荷指示を受け取ることになります。
生産管理システム側の生産指示データを受け取って、WMSの方で必要な部品を構成マスタから抽出する方法と、生産管理システムからダイレクトに必要な部品の出荷指示を受け取る方法とがあります。
生産管理側で部品の出荷指示を作成し、ダイレクトに受け取る方がシステム設計的にはシンプルですが、生産管理側の機能に部品の出荷指示の連携機能が無い場合は、WMSでも部品の構成情報を保持する必要があります。
連携方式 | 連携タイミング | 連携データ想定量 |
---|---|---|
ファイル連携 | 日時処理 | 3000件 |
DB直接連携 | リアルタイム | 1件 |
API連携 | リアルタイム | 1件 |
インターストックFAは多くの生産管理システムとシームレスでインテリジェンスな連携を成功させています。
データマッピング機能を利用することで、生産管理システム側に大幅に手を加えることなく、インターストックFAとデータ連携を実現するこが可能になります。
「加工組立型」製造業に特化した12個の機能を標準実装
部品を調達し、加工、組み立てして納品を行う「加工組立型製造業」では、在庫管理システムに多くの固有機能が必要とされます。
インターストックはこの業界に必要とされる12個の固有機能を標準実装しています。