3. 部品構成表
加工組立型製造業において、在庫管理を効率化させる上で、部品構成表はきわめて重要なものになります。
製品を構成する部品や必要な数量を表したもので、BOM(Bill of Materials)とも呼ばれます。この部品構成表をWMS側でも保持することで、現場での在庫管理オペレーションを大きく効率化させることが可能になります。
基幹システム(ERP)側の受注データから製品の出荷指示データをインターストック側に取り組みし、 インターストック側で部品構成表を用いて、必要な部品を在庫引当し、部品の出庫指示データを作成します。 この時、部品ロットを加味して、先入れ先出しによる出庫指示を作成することが可能です。
生産管理システムの生産計画より、製造指図データをインターストックに取り込みます。製造指図書に指図Noをバーコードにして出力します。製造現場では、指図Noのバーコードをスキャンして組立登録をハンディターミナルもしくは現場PCで登録します。インターストック側の製品在庫データがプラスされ、構成部品在庫のデータが自動でマイナスされる仕組みです。
「加工組立型」製造業に特化した12個の機能を標準実装
部品を調達し、加工、組み立てして納品を行う「加工組立型製造業」では、在庫管理システムに多くの固有機能が必要とされます。
インターストックはこの業界に必要とされる12個の固有機能を標準実装しています。