12.PSI計画 | 「加工組立型」製造業に特化した12個の機能 | 製造工場向け倉庫管理システム(WMS) | 在庫管理システムならカスタマイズに強い【インターストック】

「加工組立型」製造業に特化した
12個の機能

12.PSI計画

近年、需要の不確実性は急速に高まっており、製造業やファブレス経営を行うメーカーでは、需要に連動した在庫計画を立てたいというニーズが急増しています。こうした企業の多くはすでにERPや生産管理システムを導入していますが、実績管理や原価管理しか行えておらず、在庫計画については各部門がエクセルをもとに実務を行っているというのが実状です。

需要変動が激しい近年の不確実性に対処するには、現場担当者の経験や勘では限界に来ており、在庫を計画的に管理するためのシステム構築が急がれます。こうした課題を解決する機能として、PSI計画機能を標準実装しています。

P

生産、調達などの需給要素(Production/Procurement)

S

受注、販売などの需要要素(Sales/Shipment)

I

在庫(Inventory)

生産、販売、在庫の情報を統合してこの「PSI計画」を立案することによって、生産、販売、物流の各部門が合意形成を図りながら計画的に在庫を管理します。

PSI計画機能のイメージ

各品目毎に当日の在庫から未来の入荷予定、出荷予定を加味して在庫の動きを見える化します。在庫がどこでマイナス(赤色セル)になるか一目瞭然で、調達リードタイムを加味していつ手配が必要かも(黄色セル)一目で分かります。

入荷予定データと出荷予定データの諸元については、管理対象が部品なのか、製品なのかによって異なります。部品や原材料の場合は、入荷予定データは購買システムから、出庫予定データは生産管理システムから取得します。製品の場合は、入庫予定データは生産管理システムから、出荷予定データは受注管理システムから取得します。

部品・原材料のPSI計画のデータ連携

部品・原材料のPSI計画のデータ連携

製品のPSI計画のデータ連携

製品のPSI計画のデータ連携

製造業では、各部門や担当者がそれぞれの計画をもとに実務を行っています。各部門や担当者は自部門の都合を優先してそれぞれの業務に応じてバッファを保持します。

各部門がPSI計画をコミットできるためのルールや仕組みづくりが重要です。

まずはPSI計画の目的や意義を明確にし、続いて在庫基準の設定ルールを定義し、そして作成されたPSI計画を中心にしたPDCAサイクルを回しましょう。

製造業の一般的な計画プロセス

製造業の一般的な計画プロセス

「加工組立型」製造業に特化した12個の機能を標準実装

部品を調達し、加工、組み立てして納品を行う「加工組立型製造業」では、在庫管理システムに多くの固有機能が必要とされます。
インターストックはこの業界に必要とされる12個の固有機能を標準実装しています。