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ブランド別からエリア別に物流転換 ”すかいらーく”V字回復の裏側

株式会社すかいらーくは、「ガスト」や「バーミヤン」などのファミリーレストランチェーンで知られる外食産業系企業です。
現在は米国の投資ファンド・ベインキャピタルの資本下にあります。

1970年に”すかいらーく”1号店を出店し、それから約30年に渡り外食産業を牽引してきた同社も、
2002年頃になると売上高の伸びが頭打ちとなり、業績が悪化。
役員退任、上場廃止と大きな挫折を経験されています。

しかし、同社は2008年から生産・物流改革を大胆に進められ、2014年10月、約8年ぶりに東証一部に再上場を果たされました。

同社のサプライチェーンの中核を担っているのはMDセンターです。
セントラルキッチンと物流センターの機能を併せ持つこのMDセンターは全国9拠点にあります。

生産と物流の両面から急ピッチで業務改革が断行されました。
物流面での改革の大きなポイントは「エリア配送」へのシフトでした。
配送先の店舗から一番近い工場から商品を出荷するということです。

当時はブランド毎に工場を構えていたため、物流の配送コストは無駄が多く発生していました。

ブランド毎に工場を構えることで、在庫を集中管理出来るメリットはありますが、
配送距離が長くなる分、コストとリードタイムに大きな課題を抱えていました。

エリア配送を進めて行く過程で生産方式の見直しや、物流センターのレイアウト見直しを積極的に行いました。

今後エリア配送の本格的な導入が実現すれば、さらに10億円以上のコスト削減が可能になると同社は見ています。

こうして日本のファミレス業界を形作った”すかいらーく”は物流体制を抜本的に見直すことで見事V字回復を遂げたのでした。