倉庫レイアウト作成のコツ②|オープンソースの倉庫管理システム(WMS)【インターストック】

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倉庫レイアウト作成のコツ⓶

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前回に引き続き、倉庫レイアウト作成のコツについてご紹介します。

♦運用方法

2つの物流拠点内をストックエリアピッキングエリアに分けます。
(2つの機能を持った倉庫が存在するような運用方法のことを、
ダブル・トランザクション運用といいます。)

さらに、ストックエリアからピッキングエリアへの補充が必要となるため、
補充計算ロジックを作成することがポイントです。

♦保管機器の選定

保管する在庫量から容積を算出します。
棚の幅・奥行・高さ・段数・間口数まで割出します。
ここで、注意しなければいけないのが、再度計算しなおすこと!!!です。

以前活用していたサイズと、現時点での物量は大きく変わっている可能性があります。
間口の設定は、入荷分も考えおよそ1.2倍の余裕率も加味してください。
また、見落としてしまいがちなパソコン・プリンターの最小限スペースも確保することが重要です。

前回ご紹介した「作業フローの構築」、「保管する在庫量」も踏まえ、レイアウト作成を是非実践してみてください。
そして、入庫から出庫までの商品の流れをU字の動線を描くように考えることが大切です。
レイアウト作成の際に平場スペースを設けておくと、見た目は悪いかもしれませんが在庫量の変動に対応しやすくなりますよ。