システム担当者の方へ。在庫管理システムを検討する前に知っておきたいこと。②|オープンソースの倉庫管理システム(WMS)【インターストック】

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システム担当者の方へ。在庫管理システムを検討する前に知っておきたいこと。②

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お客様へ物流についての価値ある情報の提供を担当しております”すとっくん”です。

いつもご覧いただき、ありがとうございます。
前回からの続きです。

システムで在庫管理の課題を解決する前に、知っておきたい大切なポイントを少しご紹介させて頂きます。

ポイントは”2つ”です!

1.在庫管理が難しい理由を知る

2.在庫が企業に与える影響を知る

前回は1について説明しましたので、今回は2の”在庫が企業に与える影響を知る”についてです。

弊社に良く頂くお問い合わせで、「在庫が合わなくて困っている」というご相談があります。

「では、在庫管理システムを導入しましょう」とシステムの導入提案に進みたいところですが、
ちょっと待って下さい。

もう一歩踏み込んでお客様に質問です。

「なぜ在庫が合わないと困るんですか?」

お客様は

「???」

あまりに当たり前の質問をするせいか、何を今更といった感じで、少し怪訝な感じになられるお客様も。。

しかしこれはとても大切な質問です。

何故なら、“在庫が合わない”ことによって
生じる課題は企業によって異なるからです。

自社では在庫が合わないことによるその課題が当たり前でも、他社からするとそうでなかったりします。

在庫が合わなくて、

欠品に困るケース、在庫過剰に課題を抱えるケース、無駄な作業が発生して困るケース、在庫保管場所に困るケース、
廃棄損に困るケース、などなど・・

同じ在庫が合わないという原因から生じる課題は実に様々です。

「在庫が合わないことで、自社の業務にどのような影響があるのか?」

この質問を現場と一緒に検討することで、単にシステムを導入するだけでは解決出来ない
課題なども見えてくると思います。

在庫が合わない⇒在庫管理システムの導入

ではなく、まずは狂った在庫が自社の経営に与えるインパクトを十分に精査してからでも遅くはないと思います。